【ドローン飛行許可承認】個別申請と包括申請はどう違う?
ドローン飛行の許可・承認の申請を国土交通大臣にする場合の申請方法について解説します。
申請方法は個別申請と包括申請、大きく分けてふたつあります。
それではこの個別申請と包括申請はどうちがうのか?どう使い分けるのかそれぞれの申請方法の特徴について掘り下げてみましょう。
個別申請について
個別申請はドローンの飛行日、飛行経路を確定させて申請する方法です。
飛行の都度に申請をするのは面倒なので包括申請を希望される方が多いのですが、包括申請ができない下記の飛行を行う場合は必然的に個別申請をすることになります。
○趣味での飛行
○人又は家屋の密集している地域(DID)の上空で夜間における目視外飛行
○催し場所の上空における飛行
その他DID内で
●航行中の航空機に衝突する可能性があるような場所での飛行
●高速道路、交通量の多い一般道、鉄道の上空やその付近の飛行
などの飛行が必要な場合も個別申請が求められます。
包括申請について
包括申請は同一の申請者が一定期間内に反復して飛行を行う場合又は異なる複数の場所で飛行を行う場合の申請方法です。
業務での飛行を対象としており趣味 での飛行では包括申請はできません。
また、包括申請には期間包括申請と飛行経路包括申請の2つがあります。
期間包括申請➔同一の申請者が、同じ場所で一定期間内(最長1年間)繰り返しでフライトする場合の申請方法。
期間包括申請の期間は、最長1年間までとなっています。
飛行経路包括申請➔同一の申請者が、複数の場所でフライトする場合の申請方法。飛行経路は事前に明確にする必要。ただ特定ができなくても「飛行想定範囲」などがわかっていれば申請することが可能。
そのため飛行経路が特定できないが、おおかたの飛行想定範囲(県全域・市全域など)などがわかる場合には申請することができます。
事故等の報道や受注空撮など、必要性が生じてから飛行するまでに手続きを行うことが困難な場合に利用されます。
そして繰り返しになりますが、下記の場合はその都度申請しなくてはいけないため包括申請はできません。
○人又は家屋の密集している地域(DID)の上空で夜間における目視外飛行
○催し場所の上空における飛行
○趣味での飛行
以上が個別申請と包括申請のちがいでした。
自身の飛行プランはどちらの申請方法がよいのか事前にしっかり確認をして申請をしましょう。
当事務所では申請の代行をさせていただいております。
お手続きについてのご質問には無料でご案内いたしますので、まずはお電話下さい。