【行政書士が伝授】産廃許可の講習会予約が取れない時の裏技と対策|最短受講スケジュールを確保せよ
「元請けから急に『産廃の許可取って』と言われたが、講習会がどこも満席で予約できない!」
「許可期限が迫っているのに、更新講習の予約が取れなくて焦っている…」
建設業や解体業の経営者様から、このような悲鳴に近いご相談を連日いただきます。産業廃棄物収集運搬業許可の申請に必須となる「講習会(JWセンター主催)」は、常に予約が取りづらい状況が続いています。
結論から申し上げますと、ただ手をこまねいて空きを待っているだけでは、希望通りのスケジュールで許可を取ることは難しいでしょう。しかし、プロだけが知っている「対策」や「抜け道」は存在します。
この記事では、数多くの許可申請をサポートしてきた行政書士が、予約が取れない現状のカラクリと、最短で受講するための具体的な対策、さらには修了証が間に合わない場合の自治体ごとの救済措置について徹底解説します。
なぜ予約できない?産廃講習会の現状とスケジュールの仕組み
まず敵を知ることから始めましょう。なぜこれほどまでに予約が取れないのでしょうか。
慢性的な「満席」状態の理由
産業廃棄物処理業の許可申請に関する講習会は、公益財団法人日本産業廃棄物処理振興センター(JWセンター)が一括して実施しています。
最大の理由は、需要に対して供給(受講枠)が追いついていないことです。全国の建設業者や運送業者が許可取得を目指すため、特に都市部の会場や、オンライン受講枠は、受付開始直後に即満席となることが珍しくありません。
年間スケジュールの発表時期を知る
講習会はいつでも申し込めるわけではありません。JWセンターのスケジュール公開には一定のルールがあります。
- 例年の傾向: 毎年4月から翌年3月までの年間スケジュールは、3月後半に一斉に発表されます。
- 2026年度の予定: 例年通りであれば、2026年3月後半に2026年度(2026年4月~2027年3月)のスケジュールが公開される見込みです。
【重要】
現在公開されているスケジュールがすべて「満席」の場合、原則として次年度の予定が公開されるまで新たな予約はできません。これが、タイミングによっては数ヶ月間何もできない「空白期間」が生まれてしまう原因です。
予約が取れない時の「3つの裏技」と対策
「満席だから諦める」では事業が止まってしまいます。ここからは、少しでも早く受講するための具体的な対策を伝授します。
対策1:キャンセル待ちを狙う(粘り強さが必要)
満席の表示であっても、受講費用の未入金などでキャンセルが出ることは往々にしてあります。
- JWセンターの予約サイトを毎日チェックする:地道ですが、これが基本です。
対策2:他県の会場受講に申し込む(フットワークを軽く)
オンライン講習(Web申し込み)は全国どこからでも申し込めるため競争率が激しいですが、特定の会場に足を運ぶ「対面形式」の講習会は、地方であれば空きがあるケースがあります。
「東京の業者が北海道の会場で受講する」ことも制度上は問題ありません。交通費と時間はかかりますが、背に腹は代えられない場合は有効な手段です。JWセンターのサイトで全国の空き状況をくまなく探しましょう。
対策3:行政書士のサポートを活用する
これが最も現実的かつ確実な「裏技」かもしれません。
私たち産廃専門の行政書士は、常に最新の予約状況を監視しており、独自のノウハウで予約確保のサポートを行っています。
- プロの監視体制: 一般の方よりも頻繁に、効率的に空き状況をチェックします。
- 最適なスケジュールの提案: お客様の事業計画に合わせて、「今、どこで受講するのが最短か」を提案します。
ご自身で毎日サイトに張り付く時間的コストを考えれば、プロに任せるのも賢い経営判断と言えるでしょう。
【重要】修了証が間に合わない!自治体別の救済措置
「予約はやっと取れたが、受講日が申請期限ギリギリで、修了証が間に合わない!」
これも非常によくあるトラブルです。通常、許可申請には講習会の「修了証(写し)」の添付が必須です。しかし、自治体によっては「やむを得ない事情」がある場合に限り、救済措置を設けていることがあります。
ここでは、関東の主要な自治体(東京・千葉・埼玉・神奈川)の最新の対応状況を解説します。
※ルールは変更される可能性があります。必ず申請前に最新情報を確認してください。
東京都の対応(ルール厳格化に注意!)
東京都は、原則として修了証がないと申請を受け付けてくれません。
【最新ニュース】令和8年(2026年)4月1日以降の取り扱い
東京都HPでの発表(2025年12月19日付)によると、令和8年4月1日以降を申請予約日とする申請については、原則として講習会の修了証(写し)の提出が必須となります。これまでの柔軟な対応が厳格化される方向ですので、早めの受講がさらに重要になります。
千葉県の対応(比較的柔軟)
千葉県は比較的柔軟な対応をとっています。
講習会の修了証の写しを申請日に添付することができない方は、所定の「誓約書」を提出することで、申請自体は受け付けてもらえるケースが多いです。修了証が届き次第、後日追加で提出します。
【千葉県版】産業廃棄物収集運搬業許可の申請完全ガイド|予約のコツ・審査期間・窓口の注意点を行政書士が解説
埼玉県の対応(新規と更新で異なる)
埼玉県は、新規許可と更新許可で対応が分かれます。
- 新規許可申請: 原則として、修了証の写しがないと受付できません。
- 更新許可申請: 所定の「誓約書」を提出することで受付可能です。
新規で埼玉県の許可を取りたい場合は、絶対に修了証を間に合わせる必要があります。
神奈川県の対応(条件付きで受付可能)
神奈川県では、申請時に修了証を提出できない場合でも、「申し込みを済ませていることが確認できる書類」を提出することで、受付可能な場合があります。
- 提出書類の例:
- オンライン講習の場合:WEB申込みの受付完了画面を印刷したもの
- 会場視聴型の場合:受講票の写し
- 条件: 修了証を取得後は速やかに提出すること。(原則、申請後6ヶ月以内)
ただし、パソコンが使えない等の理由で申し込み自体ができない場合などは、別途窓口への相談が必要です。
試験に落ちたらどうなる?再試験制度について
「せっかく予約が取れて受講したのに、最後の修了試験に落ちたらどうしよう…」という不安の声も聞きます。
ご安心ください。もし試験で不合格になった場合でも、一発で終わりではありません。
- 再試験制度: 不合格の場合、後日「再試験」を受けることができます。
- 再々試験まで可能: 再試験でも不合格だった場合、「再々試験」まで受験のチャンスがあります。
ただし、再試験には数千円程度の手数料が発生します。また、再試験の日程調整でさらに許可取得が遅れるリスクもあります。講習の内容をしっかり聞いて、一発合格を目指すのが基本です。
まとめ:講習会予約は情報戦!プロを味方につけて最短ルートへ
産業廃棄物収集運搬業許可の講習会予約が取れない問題について、その背景と対策を解説しました。
- スケジュール把握: 3月後半の年間予定発表が勝負。満席時は次年度待ちのリスクも。
- 予約対策: キャンセル待ち、地方会場受講、そして行政書士の活用。
- 自治体の救済措置: 修了証が間に合わない場合の対応は、東京・千葉・埼玉・神奈川で大きく異なる。
産廃許可申請は、講習会の予約だけでなく、書類作成や自治体との事前協議など、膨大な手間と時間がかかります。講習会予約という入口でつまずいて事業計画を狂わせないためにも、専門家である行政書士の手を借りることを強くおすすめします。
当事務所では、講習会の予約サポートから、複雑な自治体ごとのルールに対応した申請書類作成まで、トータルでサポート可能です。
「とにかく早く許可が欲しい」「自社の場合どうするのが最短か知りたい」という方は、まずはお気軽にご相談ください。
FAQ
Q1. 講習会の予約がどこも満席です。どうすれば良いですか?
A. JWセンターの予約サイトでキャンセルが出るのをこまめにチェックするか、遠方の会場での受講を検討してください。時期によっては次年度のスケジュール発表(例年3月後半)まで待つ必要があります。お急ぎの場合は、予約サポートを行っている行政書士にご相談ください。
Q2. オンライン講習と会場講習、どちらが良いですか?
A. どちらで受講しても修了証の効力は同じです。オンライン講習は移動の手間がなく人気ですが、その分予約がすぐに埋まる傾向があります。会場講習は対面で講義を受ける形式で、地方会場であれば空きが見つかる可能性もあります。
Q3. 修了証が申請日までに届きそうにありません。申請は無理ですか?
A. 自治体によって対応が異なります。千葉県や神奈川県(条件付き)、埼玉県(更新のみ)のように、誓約書などの提出で申請を受け付けてくれる場合もありますが、東京都(特に令和8年4月以降)のように原則不可の自治体もあります。必ず申請先の自治体に確認するか、行政書士にご相談ください。
Q4. 講習会の試験は難しいですか?落ちたらどうなりますか?
A. 講習会の内容をしっかり聞いていれば合格できるレベルです。万が一不合格になっても、再試験、再々試験の制度があります(別途手数料がかかります)。

| 事務所名 | 行政書士 ライトアップ事務所 |
| 所属会 | 千葉県行政書士会 |
| 住所 | 千葉県松戸市松戸1228-1 松戸ステーションビル5F |
| アクセス | JR松戸駅東口から (新京成線)徒歩1分 |
| 主な取扱業務 | 産廃収集運搬許可申請業務・帰化ビザ申請業務 |
| TEL | 047-710-3073 |
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| 休業日 | 日曜、祝日 (事前予約で対応可能です) |
